最終更新日:2024/04/10
iPhoneの便利な機能のひとつにボイスメモがあります。標準搭載されている録音アプリなので、手軽に音声を録音し保存することができます。本記事では、iPhoneボイスメモの録音の仕方や編集方法、共有など具体的な使い方について詳しく解説します。さらに、ボイスメモを活用して会議やインタビューの内容を効率的に文字起こしする方法についても紹介します。
目次
- iPhoneボイスメモの基本的な使い方
- 音声を録音する
- 録音を一時停止する
- 一時停止して録音内容を確認/上書きする
- 録音を再生する
- 録音を編集する/削除する
- 不要な部分をトリミング/削除する
- 上書き/再録音する
- ファイル名を変更する
- ファイルを削除する
- 削除した録音ファイルを復元する
- 録音を検索する
- 録音をフォルダに整理する
- フォルダを新規作成する
- 録音をフォルダに移動する
- フォルダを削除する
- 録音を共有する/保存する
- メール添付等で共有する
- iCloudに保存してパソコンと同期する
- iPhoneボイスメモの会議やインタビューでの便利な使い方
- ボイスメモをテキスト化するメリット
- ボイスメモを活用して文字起こしを行うためのヒント
- Rimo Voiceで文字起こしの業務効率をアップ!
iPhoneボイスメモの基本的な使い方
iPhoneボイスメモを活用するために、基本的な使い方を押さえておきましょう。
音声を録音する
1.「ボイスメモ」アプリを起動する
- Extras(便利ツール/ユーティリティ)フォルダに格納されている「ボイスメモ」アプリをタップして起動します。
2.ボイスメモで録音する
- 「すべての録音」をタップすると録音画面が表示されます。
- 画面の下のにある赤い丸ボタン (🔴)が録音ボタンです。録音ボタンをタップするとすぐに録音が開始されます。録音中に表示される波形は、縦軸が音の大きさ、横軸が時間を表しています。録音レベルを調整するためには、マイクを録音対象に近づけたり離したりしてください。
- 録音中は録音ボタンが四角(🟥)になり、これをタップすると録音が終了してファイルが保存されます。デフォルトの保存先は「すべての録音」です。 ※「.m4a」ファイル形式として保存されます。 ※マイフォルダ(個別にフォルダを作成)の作成方法は「フォルダを新規作成する」をご参照ください。
録音を一時停止する
- 録音画面に表示されている波形の上部から上方向にスワイプすると、赤線2本の「一時停止」ボタン(II) が表示されます。「一時停止」ボタンをタップすると録音を止めることができます。
- 録音を再開する場合は「再開」をタップします。録音を保存するには「完了」をタップします。
一時停止して録音内容を確認/上書きする
- 一時停止した状態で「再生」ボタン(▶️)をタップすると、録音したばかりの音声を再生して内容を確認することができます。
- 「再生」ボタン(▶️)の左右にある15秒前(↪️)・15秒後(↩️)ボタンをタップするか、波形を左右にスワイプして再生ヘッドを移動し、再生箇所を指定することができます。
- 「再録音」をタップすると、再生ヘッドの位置から新たに録音を行います(新規録音は赤いラインで表示されます)。録音データが上書きされるので、途中から録音をやり直すことが可能です。
録音を再生する
- ボイスメモで録音した音声を再生するには、聞きたいファイル名をタップして録音を開きます。
- 「再生」ボタン(▶️)をタップすると再生されます。スライダーを特定の位置に移動して、聞きたい箇所から再生することもできます。
※録音が開いているとき、ファイル名をタップすると名前を変更することができます。
録音を編集する/削除する
編集ツールを使って、不要な部分を削除したり、一部を上書き録音したり、ファイル名を編集することができます。
編集画面の表示方法: 録音リストから編集する録音を選び、「…」をタップし、「録音を編集」をタップしてください。
不要な部分をトリミング/削除する
- 編集画面の右上にあるトリミングマークをタップします。
- 波形とタイムラインの両端に黄色いラインが2本表示されます。黄色のトリミングハンドルをドラッグして、保持もしくは削除したい部分を指定します。 (波形をピンチオープンして拡大させると、より正確な編集を行うことができます)
- 指定した部分を保持(黄色いラインの外側は削除)する場合は「トリミング」をタップします。指定した部分を削除(黄色いラインで挟んだ内側を削除)する場合は「削除」をタップします。
- 「保存」をタップし「完了」をタップします。
上書き/再録音する
- 波形をドラッグして、新たに録音を開始したい位置に再生ヘッドを置きます。「再録音」ボタンをタップすると、再生ヘッドのある位置から録音を上書きすることができます。
- 再生ヘッドが録音の最後にあると「再開」ボタンが表示されているので、これをタップすると録音を再び開始します。
ファイル名を変更する
編集画面の上部にあるファイル名をタップすると、名前を編集することができます。
ファイルを削除する
ボイスメモで録音したファイルを削除する方法は2つあります。
その1:録音リストから削除する録音をタップし、「ゴミ箱」をタップします。
その2:録音リストの右上にある「編集」をタップします。1つまたは複数の録音を選択し、右下にある「ゴミ箱」をタップします。
削除した録音ファイルを復元する
- ボイスメモの「最近削除した項目」をタップします。
- 復元したい録音ファイルを選択し、「復元」をタップします。
- 画面下部に「1件の録音を復元」が表示されるのでタップして、録音ファイルを復元します。
録音を検索する
- 録音リストで、下にスワイプすると検索フィールドが表示されます。
- 検索フィールドをタップし、探したいファイル名を入力して検索することができます。
録音をフォルダに整理する
録音をフォルダごとにまとめて整理することができます。
フォルダを新規作成する
- ボイスメモ画面右下にあるフォルダ( 📁)をタップします。
- 「新規フォルダ」入力画面が表示されるので、フォルダ名を入力します。
- マイフォルダとして新しいフォルダが作成されます。
録音をフォルダに移動する
ボイスメモで録音したファイルを移動する方法は3つあります。
その1:録音リストから移動する録音をタップし、「…」をタップします。下から表示されるメニューで「フォルダに移動」をタップし、移動先のフォルダを指定します。
その2:録音リストの右上にある「編集」をタップします。1つまたは複数の録音を選択し、左下の共有( 📤)をタップします。「フォルダに移動」をタップし、移動先のフォルダを指定します。
その3:録音リストで移動したいファイルを右から左へスワイプすると、フォルダ( 📁)が表示されます。フォルダアイコンをタップして、移動先のフォルダを指定します。
フォルダを削除する
- 録音リストの右上にある「編集」をタップします。
- フォルダ名の左側にある(⛔)をタップすると「ゴミ箱」が表示され、フォルダを削除することができます。
録音を共有する/保存する
録音したボイスメモのファイルは、AirDrop/メール/メッセージなどを使って、他の人と共有することができます。
Appleデバイス間で共有する場合は、iCloudやAirDropを介するやり方が簡単な方法です。その他のデバイスと共有したいときは、メッセージやメールなどに添付して送ることができます。
メール添付等で共有する
- ボイスメモの録音リスト右上にある「編集」をタップし、共有したい録音ファイルを選択します。
- 選択画面左下の共有( 📤)をタップし、メールやメッセージなど共有方法を選びます。
※AirDropはここから選択します。
iCloudに保存してパソコンと同期する
iCloudを利用すると録音したファイルをパソコンと手軽に同期することができます。
- 録音リストから同期したい録音ファイルをタップし、「…」をタップします。
- 表示されるメニューから「”ファイルに”保存」を選びます。
- 「iCloud Drive」の任意のフォルダをタップして、右上の「保存」をタップします。 ※どこに保存すれば良いかわからない場合、「iCloud Drive」の右横にある「…」をタップしてフォルダを新しく作成することができます。
- パソコン側でiCloud Driveにログインし、ファイルを確認してください。
iPhoneボイスメモの会議やインタビューでの便利な使い方
会議やインタビューにおいてiPhoneボイスメモを活用すると、情報の記録をスムーズに行うことができます。
- 会議の内容を記録して後で振り返る:重要な会議内容を録音し、後で振り返ることができます。
- インタビューの質問と回答を録音:インタビュー時には質問と回答を録音し、正確な情報を記録します。
さらに、ボイスメモで録音した音声を文字化すると、情報整理がより効率化されます。
ボイスメモをテキスト化するメリット
- 文書化と整理:音声データを文字に起こすことで、情報を可視化し、整理することができます。これにより、重要なポイントや会話の流れを把握しやすくなります。
- 検索可能性の向上:文字起こしすることで、特定のキーワードやフレーズを簡単に検索できるようになります。これにより、必要な情報をすばやく見つけることができます。
- 共有とコラボレーション:文字起こししたデータを共有し、複数人で共同編集することにより、チーム間でのコラボレーションが促進されます。
- アクセシビリティの向上:聴覚に障害のある人や、音声データを理解することが難しい人にとって、文字起こしはアクセシビリティを向上させる重要な手段です。
- 学習と分析:文字起こししたデータを活用して、会話やプレゼンテーションの内容を詳細に分析・学習することができます。
このように録音した音声データを文字起こしすることは、情報管理やコミュニケーションの効率性を向上させる重要な手段となっています。
ボイスメモを活用して文字起こしを行うためのヒント
効果的な文字起こしをするために、ボイスメモで録音する際は下記に注意しましょう。
ボイスメモで音声を録音する際のポイント
- できる限り静かな環境で録音を行い、ノイズ低減しましょう。
- 音声がクリアに記録されるように、iPhoneは発言者の近くに置きましょう。ノイズが多い環境では、外部マイクを使用することも検討してください。
- 聞き取りやすさを向上させるために、発言する際は、はっきりと話すように気をつけましょう。
Rimo Voiceで文字起こしの業務効率をアップ!
ボイスメモで録音した音声は、日本語に特化したAIによる自動文字起こしツール「Rimo Voice」で簡単に文字起こしすることができます。
RimoVoiceは、動画・音声ファイルをアップロードするだけでAIが文字起こしを行います。人間が行うとかなりの時間がかかる文字起こしを完全自動化でき、1時間程度の音声データの場合、アップロードから文字起こし完了まで5分で完了します。文字起こしの際には「えー」「あー」といった言葉や余計な音を除去し、きれいな日本語に自動的に整えるので、読みやすい文章ができあがります。
また自動要約機能では文字起こし結果から要点を自動的にピックアップし、テンプレートに沿った要約を生成します。会議の議事録作成や記事のまとめなど、用途に合わせて最適な要約が可能です。
セキュリティ認証であるISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格「ISO/IEC 27001」と「ISO/IEC 27017」を取得しており、法人でも安心して使えることもRimo Voiceの魅力です。
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