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【徹底解説】Zoomのライブ文字起こし機能で業務効率を上げる方法

最終更新日:2024/04/13

Zoomはビデオ会議やオンラインイベントなどを手軽に行うことができる便利なツールです。しかし、会議の内容をあとで確認したり要約する際には、音声をテキストに変換する必要があります。そこで、本記事ではZoomを使って会話の内容を録音・文字起こしする方法をご紹介します。

目次

そもそもZoom自体に文字起こし機能はあるのか?

Zoomにはミーティング中の会話を自動でテキスト化し、字幕として表示することができる「ライブ文字起こし機能」があります。現在は日本語、英語、フランス語などの言語がサポートされています。

ライブ文字起こし機能には、以下2種類の表示方法があります。

  • サブタイトル:映画の字幕のように画面下側に文字を表示
  • フルトランスクリプト:サイドパネルにチャット形式で文字を表示(会話の全文を表示)

2種類とも表示される内容は同じなので、話の流れが理解しやすく、使いやすいほうを利用しましょう。

Zoomのライブ文字起こし機能を利用する

ライブ文字起こし機能を使う前に、確認と準備を行う必要があります。

【確認】ライブ文字起こしを使用するための前提条件

まず使用するパソコンやスマホのバージョンを確認してください。

  • Zoom デスクトップ クライアント Windows: 5.11.9 以降 macOS: 5.11.9 以降
  • Zoom モバイルアプリ Android: 5.11.9 以降 iOS: 5.11.9 以降

またホストがライブ文字起こし機能を有効にしているか確認してください。 (ホスト側のみがライブ文字起こし機能を有効化できるため)

【準備】ライブ文字起こし機能の有効化

ミーティング前にZoomアカウントで自動字幕機能を有効にする必要があります。

事前設定の手順:

ZoomのWebサイトにサインインし、画面左側に表示されている個人メニューから「設定」を選びます。

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ミーティングにて(詳細)」をクリックし、「自動字幕」「完全な文字起こし」「字幕の保存」をオンにすれば設定完了です。

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ライブ文字起こしを使用する

ミーティングで文字起こしを利用するためには、Zoomを起動したあとに自動字幕を設定します。

まず画面下部の「字幕を表示」(「CC」と書かれたマーク)の隣にある三角形を選択します。「字幕の表示」が出ていない場合は、「詳細」を選択し「字幕」をクリックします。

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次に、「字幕を表示」をクリックすると、白背景の設定画面が表示されます。自分が字幕表示したい言語を選択し(ここでは「日本語」を設定)、「保存」をクリックします。

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画面下側に発言内容を自動でテキスト化した字幕が表示されます(「サブタイトル」表示形式)。テキストが表示されている字幕ボックスをドラック&ドロップして、場所を移動することも可能です。

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文字起こししたデータを保存する

Zoomでテキスト化したデータを保存するためには、字幕の表示形式を「フルトランスクリプト」にします

まず画面下部の「字幕を表示」(「CC」と書かれたマーク)の隣にある三角形を選択します。「字幕の表示」が出ていない場合は、「詳細」を選択し「字幕」をクリックします。そして「全文の文字起こしを表示」をクリックします。

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画面右側にチャット形式で文字起こしされる「フルトランスクリプト」表示に切り替わります。ミーティング終了後、画面右下の「文字起こしを保存」をクリックしてください。

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文字起こしファイルが、テキスト形式(.txt)で保存されます。

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Zoomの会話を録音・録画して文字起こしツールを使う

Zoomにも文字起こし機能はありますが、外部ツールを活用すると音声認識の精度向上や議事録・要約の自動作成が可能になり、文字起こし業務を効率化することができます

ここからはZoomの録画データを使って、Rimo Voiceで文字起こしする方法をご紹介します。

Step1┃Zoomの会話を録音・録画する

Zoomにはミーティングを記録するレコーディング機能が搭載されています。レコーディングしたデータの保存先については、「ローカル保存」と「クラウド保存」の2種類があります。

それでは保存先ごとに録画方法を紹介していきます。

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録画後に音声のみのデータ(.m4a)も保存されるので、文字起こしだけをしたい場合は音声のみのデータを使用しましょう。

Zoomミーティング画面
Zoomミーティング画面

ローカル保存

ローカル保存はZoomの無料ライセンスでも利用できる方法です。

  1. Zoomのミーティング画面下メニューから「レコーディング」を選択すると録画が開始します。(選択肢が出る場合は「このコンピューターにレコーディング」を選択)
  2. 録画を終了すると自動でデータ変換が開始します。ミーティング終了後にコンピュータ内の保存先を選択するポップアップが表示されるので、保存先を選択しデータを保存しましょう。

Windows

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Mac

保存先の選択画面(ポップアップ)
保存先の選択画面(ポップアップ)

クラウド保存

クラウド保存はZoomの有料ライセンスのみ利用できます

  1. Zoomのミーティング画面下メニューから「レコーディング」をクリックし、「クラウドにレコーディング」を選択すると録画が開始します。
  2. ミーティング終了後しばらくして主催者宛にレコーディング完了メールが送られてくるので、メール内のリンクをクリックします。
  3. Zoom上に記録された動画が表示されるので、右上の「ダウンロードボタン」をクリックしてデータをダウンロードしましょう。
Zoom上の録画データダウンロード
Zoom上の録画データダウンロード

💡
ZoomのWebにログインして「レコーディング」一覧からダウンロードすることもできます。音声のみのダウウンロードも可能です。
Zoom(web)Recordingメニューからの音声ダウンロード
Zoom(web)Recordingメニューからの音声ダウンロード

Step2┃Rimo Voiceに録画データをアップロードして文字起こしする

Zoomの録画データは動画を含めた.mp4形式と、音声のみの.m4a形式で保存されます。Zoomミーティングの内容をテキスト化だけする場合は、音声のみの.m4aデータをRimo Voiceにアップロードしましょう。

💡
ダウンロード後のファイルから音声データを選択

Windows

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Mac

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文字起こしの手順

Rimo Voiceにログインし、 「ファイルをアップロード」もしくは「アップロード」をクリックします。

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ファイルを選択」もしくは「Drag & Drop」でファイル選択フィールドから、文字起こしをしたいファイルをアップロードします。アップロード後、音声認識の解析が始まり、解析が完了すると文字起こし結果が表示されます。

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文字起こししたデータのダウンロード

Rimo Voiceで文字起こししたデータは以下のファイル形式でダウンロードすることができます。

  • テキスト(.txt)
  • Word(.docx)
  • Excel(.xlsx)
  • CSV(.csv)
  • 音声ファイル(.m4a)
  • 動画ファイル(.mp4)
  • 字幕用テキスト(.vtt)/(.srt)

文字起こし結果だけでなく、AIが自動生成した要約もダウンロード可能です。

  • 「まとめ・議事録」のダウンロード(テキスト形式 .txt/Word形式 .docx)

Zoomで文字起こしの精度を高めるための注意点

Zoomのライブ文字起こし(字幕)機能を使う場合でも、録画データをRimo Voiceで文字起こしする場合でも、環境によっては上手くテキスト化できないこともあります。音声認識の精度を高め、効果的な文字起こしをするために、Zoomミーティングをテキスト化したい場合は下記に注意しましょう。

Zoomで文字起こしする際のポイント

  • クリアな音声の確保 クリアで鮮明な音声は、文字起こしの精度を高めます。できる限り静かな環境でミーティングを行い、ノイズを低減しましょう。
  • マイクに近づいて発言する 音声がクリアに記録されるように、発言者はマイクに近づき、言葉をはっきりと発音しましょう。パソコン内蔵のマイクではなく、オンライン会議に適したマイクやヘッドセットを活用することもおすすめです。
  • 会話が被らないようにする 複数の人が同時に話すと音が混ざり、上手くテキスト化することが難しくなります。会議やグループディスカッションでは、発言する順番を決めるなどして一度に話す人は1人だけになるようにしましょう。
  • 良好なネットワーク環境 高速で安定したインターネット利用環境を確保しましょう。断続的な接続や遅延があると、文字起こしの精度が低下します。ミーティング開始前に、Zoomの接続テストを行い、ネットワーク環境を確認してみてください。

Rimo Voiceで文字起こしを効率化!

「RimoVoice」は、動画・音声ファイルをアップロードするだけでAIが文字起こしを行います。人間が行うとかなりの時間がかかる文字起こしを完全自動化でき、1時間程度の音声データの場合、アップロードから文字起こし完了まで約5分で完了します。文字起こしの際には「えー」「あー」といった言葉や余計な音を除去し、きれいな日本語に自動的に整えるので、読みやすい文章ができあがります。

また自動要約機能では文字起こし結果から要点を自動的にピックアップし、テンプレートに沿った要約を生成します。会議の議事録作成や記事のまとめなど、用途に合わせて最適な要約が可能です。

セキュリティ認証であるISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格「ISO/IEC 27001」と「ISO/IEC 27017」を取得しており、法人でも安心して使えることもRimo Voiceの魅力です。

Zoomミーティングの文字起こし作業は、今すぐAIに切り替え、作業効率の向上につなげましょう。

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「Rimo Voice」60分無料トライアル

音声60分の無料トライアルをご用意しております。「無料トライアル」をクリックして、「Rimo Voice」お試しください。

無料トライアルの手順:

  1. 無料トライアル」をクリックし、アカウント登録(無料)します。 メールアドレスで登録、もしくはGoogle・Microsoft・Facebookアカウントと連携もできます。
  2. 文字起こししたいファイルをアップロードするだけ!
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